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ひみつの飴玉 平岸古本日記

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駄目じゃないけど・・・「海辺のカフカ」

なんども物語の入り口付近で挫折した
村上春樹「海辺のカフカ」(上・下)を読破した。
土曜に上巻を購入して、ちょこっと読んで
日曜に上巻は読み終えて
月曜に下巻を購入して
4日間で読み終えた。

けっこうスピーディに読めました。

ただこれが村上作品の中でお勧めの中に入るかというと
全然そうじゃない気がしますーー。うーん。

もっと魅力的な作品があります。

ただうらやましいのは
登場人物の一人のナカタ老人が
猫(さん)とお話しできるってところでしょうか?
ですから猫好きの私にとっては
ネコがとある人物に%&!$>されてしまうシーンは
きゃああああああっ!となって
実はそこから物語に引き込まれてしまいました。

主人公のカフカ少年は好きじゃない。
まあ~~の話だから仕方ないにしても
他の登場人物に愛があります。

性的な描写もなーー。
うーーん。
どうなんだろう???
こんな描写をする人だったっけ?なんて思いましてーよ。
ちょっと気持ち悪いわ。

らんぼうな話の中なので
やさしい人達が好きになっちゃうのは自然かもしれません。
ナカタさんはもちろん、ホシノ青年、大島青年(?)がいいですね。

そりゃあもちろん、ミミちゃん、ゴマちゃん、トロちゃんもいいんですのよ。

あ、きっと今日のブログは誰が読んでも理解不能ですわーーーーー。

カーネルサンダースやジョニーウォーカーさん
得体がしれませんが
これぞ、ムラカミワールドかいな。

次は「シドニー」あたりが読みたいです。
(今頃かいっ!!て突っ込みは・・・・しないで下さい)

ムラカミワールドが受け容れられなくなったのは
年かなあと思ったけど
アマゾンで書評を読んでいると
この作品のせいのようです。
by kanazuuu | 2007-05-29 23:31