ひみつの飴玉 平岸古本日記

kanazuuu.exblog.jp
ブログトップ

「夢」

「ブッタの夢」なる中沢新一氏と故・河合隼雄氏の対談集を
年末から今日まで
読んでいた。
内容は難しすぎて
けっこう(いや、全然)分からなかったけど、
それでもお二人の対談は
「嘘かもしれないけど、それは夢かもしれない」それを
真摯ではあるが明るく追求する
(あまり日本語になってない解説文のようで・・・すまん)
明るいトークがよかった。

私は河合氏の本は読んでも
箱庭療法が嫌い。
やったことがないけど、
その写真を見るだけで
なんだかぞっとする。
園芸療法の庭に行って
逃げ出したくなりたい気持ちを抑えて
一回きりの講習を受けたけど
あの感覚はどうしても駄目だし、
何度かカウンセリングの講習を受けたけど
なんだか「指摘」が、どうも強制的で
継続するにいたらないのだが、
この本からは河合氏だったらという限定で
箱庭をやってもいいと思わせる本だった。
(もう亡くなってらっしゃるのだから無理)
自分の自然のままに個人の力で治癒を待つ姿勢が
箱庭という狭い人間の作られた場所で表現しても
それでも良いような気がするのだった。
要するに「箱」なんかの狭いところに自分を表現したくないのだろう。

まあ、さて。
中沢さんってチベット密教の学者さんなのだけども
もとは科学者でらっしゃって
河合氏も数学先生であるのに心理学者に転向していることから
やはり「超科学の先には宗教がある」と言えるような気がする。
宗教と科学は相反せず、融合する。
それは仏教的な考えらしい。
21世紀は仏教の時代になるかもしれないけど、
その道のりは直線的ではなく、
紆余曲折の道程をえて
ゆっくりたどり着くだろう。

そんな(私の要約が正しければ)内容に思える。
思想も哲学も心理学も
難しくてよく分からないけど、
「ブッタがなんかそう言っていたらしい」
なんてお話しのように聞くと
親近感を得られるから、
やっぱり宗教は(近世代の宗教じゃなくって)やっておいた方がいいだろう。
まずは仏教から逃れられないのだから、
身近なところから攻められたらと思う。

ブッタの夢は「ふふふ」と笑っているようです。
さあ、良い夢でも見ましょう。
初夢は今晩ですよ。
[PR]
by kanazuuu | 2008-01-02 23:55 | 一人ごと