ひみつの飴玉 平岸古本日記

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雪虫

あくまで一人ごとだし
他者には分からないことなので
さらっと流していただきたい。

相変わらず、「フィンランドはどこですか?」を聞いているのですが
中島みゆきさんの作詞の「雪虫」にけっこうはまってしまった。
他の曲に消されがちなんだけど、
私は、江別のガトードノポロに行く車中
聞きながら泣いてしまった。
(もちろん運転しながら←危険)
今が秋でもうすぐ雪が降る(明日降る様です)ので
シュチュエーション的になおさらなのかもしれない。

中島みゆきさんの作詞は
たまに凄く心にはいってきて
生の心をしっかり、しかし痛くないようになでていくようである。
でも、やはり「現実の痛さ」も痛感するような
言葉の流れである。

本を読んでいても思う。
ただ自分の思いをぶつける文章もあっていいのであるが
読むことによって「架空の世界」に入っていくにあたって
やはり居心地の良い言葉の流れを
目が欲するのである。
行間と行間に挟まれた雰囲気まで
ことことと流れ込んでくる文章が
夜本を読んでいて、ほっくりするような気がする。
私は本を通して
空を旅するのだ。

貴方の見る雪と私の見る雪は
きっと遠くに離れている。
それが寂しい。
言葉を解しても私と貴方では
きっと違うものを指し示す。
違うからこそ、
貴方の傍らにいて良いのか悩み、苦しみ
自信がなくなり
その心は雪虫のような淡さになるのである。

架空の世界であるが
私はある人の傍らにいながらも
悲しく切なく、雪虫のように消える気持ちを持つのだ。

孤独感を足をかかえて
歌を聴きながら
楽しみたいと思っている。
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by kanazuuu | 2007-11-14 23:23 | 一人ごと