ひみつの飴玉 平岸古本日記

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夢でもし会えたら

宮沢賢治に関して
かなり深追いしすぎた感じがする。
昨日は本を読むことに
かなりエネルギーを取られて
実はふらふらしているようだった。

地上から3cm浮いているような。
そのような感触が昼過ぎまで抜けなかった。

いつも昼休み
(と言っても夕暮れに突入する時刻)
30分ぐらい寝ているのだが
大体寝ると体が軽くなるので
今日も事務所のソファに暗闇の中寝ていたのだった。

寝ていながら、実は賢治に対して
怒っていて
ずーーっと横になりながらも
怒りつつ、賢治やトシのことを考え続けて
体が軽くなっていくのを
待っていたように思える。
軽くなって、
「白鳥になるってことはこんな感じだろうか?」
そんな事を思った時点で
休みが終わっていたのだった。

昼までとは違って
けっこうしゃっきりしていたので
元気に3cm浮かばずに働いていたのだが
ふとした瞬間に
私は鉄道に乗っていて
停車場に手をふって送ってくれる
二人の人影を見た。
トシと賢治だった。
トシの方が私に近くて
結い髪で着物を着ていたが
小走りに走って手を精一杯ふってくれていた。
賢治の方も一緒に手をふっていたように思う。
私もぱたぱた手を振り替えした。

もちろん夢だ。
白昼夢だ。
本の読みすぎなのだろう。
しかし彼らが停車場で降りて(死んでいて)
私が鉄道でどんどん運ばれていくのは
生き続けなければならない証拠のような気がした。


そう、私はどんどん生きて行く。
夢と現とを行ったりきたりしながら。
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by kanazuuu | 2007-10-14 23:35 | 一人ごと