ひみつの飴玉 平岸古本日記

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アイヌの口承伝統 sanpo

新聞の記事にて
近所の大学で
アイヌの人が歌って踊るシンポジウムが
無料(ここ重要)でありますよ
そう載っていたので行ってきました。

阿寒 白老 浦河出身の
アイヌの人たちが登壇して発表してました。
自分の生い立ちや現在までどう生きて来たか
自分の過去の気持ちと現在の気持ちはどうなのかという
そんなことから始まって
ユーカラが挟まっている形だったのですが。
もちろん大学の企画なので
大学の先生の話もありました。

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アイヌという血が流れているゆえの
苦しみ (政治的弾圧 伝統 環境 心理)から
ここ近年の先住民族の国際宣言以降の脚光の浴び方による
文化・心理の開放なんか
聞いていてほっとしました。
普通に近所で生のユーカラとか聞けるのって
近年の話です。
札幌でアクティブな活動をしている
アイヌアートプロジェクトなんて切口になったりしてますよね。
主に観光で生きていく方向が
アイヌの人たちのアイデンティティを逆に作り出しているところが興味深かったです。
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この頃、人気のアイヌ刺繍とか文様の入った着物。
もうちょっと明るい
若者にも受け入れられるような
アクセサリーとかファッションとか出てくるとまた違うでしょうね。
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鮭って食料として大事な位置にあるけども
さらに皮まで利用した靴。

清水透先生というスペイン語圏の先住民族を研究されている方が

「(先住民族の)自分たちの言葉でラブレターが書けたらいいなって
思って研究しているんですよ」

その言葉があまりにも素敵過ぎました。

多くの民族が
多くの言葉で
それぞれに言葉を紡げますように。

私もユーカラでも口ずさめたらいいなあと思っちゃいました。
アイヌで普通に生きている人も
観光で生きている人も
学者さんも
必死に生きていこうとしている姿が好感をさそいます。


日本オーラル トラディション学会の企画でした。
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by kanazuuu | 2009-09-13 11:35 | 日記