私が勤めている近辺のことを
苫小牧の人たちは「山」という。
で、栗山に行ったということも
「山に行ってきたので」
そう表現するので
なんとかヌプリに登山してきたのかと思いきや
小林酒造のお祭りに行ったことを
「山に行った」というのだった。
標高・・・低すぎませんか?
普通それは「森」なんじゃないかと思う。
苫小牧標準である。
それに相当する言葉が札幌にもある。
「町に行ってきた」
それは大通りから札幌駅近辺のことを町と言い
札幌の人は普通に使うんじゃないかと思う。
ちなみにススキノはススキノである。
札幌は30年前は大通り近辺以外は田舎だったのである。
思いっきりそれが残っているのであった。
私が住んでいる(実家ね)地域は
昔は畑や田んぼだった訳で
土地に価値なんて無いにも等しかったのである。
地下鉄だってそんなに伸びて居なかった時代
町中に行くのは
とても苦労した記憶がある。
今だって
「町に行って来る」は
普通に周囲に通じるのである。
「それはどうだろう?」
そう苫小牧の人に突っ込まれる訳であるが
どっちもどっちだと思う。